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ソニーの電子書籍リーダー『Reader(リーダー) PRS-T1』の開封

ソニーの電子書籍リーダーである”Reader PRS-T1(WIFIモデル)”を購入しました。拙ブログでは電子書籍リーダーとしてKindleデバイスを取り上げていましたが、アマゾンの日本における日本語書籍の本格展開について空振りが続いているので待ちきれずという、どちらかというと消極的な動機。

(ハッキリしているのはアマゾンが日本語書籍に関して公式には発表した事実はないこと。周囲で盛り上がっているだけなのかもしれませんがやっぱり期待してしまいます) 続きを読む ソニーの電子書籍リーダー『Reader(リーダー) PRS-T1』の開封

はじめての自炊(書籍の電子データ化)

年初には電子書籍元年などと言われていたような今年も終わろうとしています。実際はかろうじて出版社とメーカーあるいは各キャリアの連合軍がそれぞれの仕様でリーダー端末機とともにリリースしたのかなぁという印象です。今後、電子書籍フォーマットは特定のものに収斂していくのかもしれませんしコンバーターのようなソフトウェアも出てくるかもしれませんが、リーダー端末であるシャープのGALAPAGOSやソニーのReaderがいまのところKindleを超えるような魅力も感じないため、当面は先行投資を控えて様子見と考えています。また、日本アマゾンがKindle向けに日本語書籍の取り扱いをスタートするのではという噂もあり、アマゾンの出方も気になるところです。

本格的な電子書籍時代の到来はまだ先のようですから、リーダー機能があるiPhone、iPad、Kindle、Androidを活かすために自炊をしてみました。自炊手順の紹介サイトは多いのですが著作権上の課題があることに触れていることが少ないので当ブログでは目立つように記載しておきたいと思います。

iPhone4のiBooksに取り込んだ「KAGEROU」
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注意喚起情報
自炊はいわゆる著作権上の「私的複製」の場合は問題ないとされていますが、電子化したデータや裁断した原書籍の取り扱いについて、その実態が立法主旨に沿わない場合は同法に抵触または違反する行為になる可能性がありますので注意が必要です。たとえばデータ化したPDFの配布方法や範囲、裁断済み原書の処分方法などはよくよく注意する必要があります。
以下のサイトが大変参考になると思います。

参考サイト
INTERNET Watch:書籍の電子化、「自炊」「スキャン代行」は法的にOK?〜福井弁護士に聞く著作権Q&A

自炊する本を決め、カッターナイフでカッティングし、分割してスキャナーで読み込みます。最後に数ファイルをAcrobatで1つのファイルに結合し、最適化してサイズを小さく抑えました。あとは、iBooksで同期するだけです。作業時間は約1時間でした。

ハードカバーを切り取り背表紙から切り離す
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切り離し完了。やはり手作業だと1mm〜2mm程度のズレが生じる
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不完全な裁断が所どころに…全ページチェックが必要です
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表紙、裏表紙、帯もスキャンするために切り取ります
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あとはスキャンするだけです。本体はSnapScan S1500Mを、表紙と帯はフラットベッドスキャナを使用しました。一気に全ページをスキャンすると途中で失敗するのが怖いので20枚程度の6分割で取り込みました。スキャナ設定は本体はスーパーファインで白黒600dpi、表紙はスーパーファインでカラー300dpiとしました。

スキャン終了後、縦横の向きを念のためチェックします。スペースが多いページだと横向きになってしまう場合もありました。あとは分割して取り込んだ本体と表紙、裏表紙の各PDFをAcrobatで最適化の結合します。そのまま結合すると25MBでしたが、最適化した結果4.5MBに抑えるこができました。

各デバイスで表示したところです。最適化すると解像度が心配でしたが読書には十分認識できる程度でした。ただし、Kindle3ではdarknessレベルを上げた方が読みやすいと思います。

Kindle3で表示したところをスキャンしました
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iPhone4でiBooksからPDFを表示
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iPadでiBooksからPDFを表示。iPhoneに比べれば読みやすい。
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DesireでAcrobat Readerを使って表示
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自炊手順で参考にしたサイト
誠 Biz.ID:動画と写真で確認する——裁断&スキャンのコツ(裁断編)
誠 Biz.ID:動画と写真で確認する——裁断&スキャンのコツ(スキャン編)


      

Kindle 2 Int’l版に週刊誌を入れてみた

Kindle 2 Int’l版にスキャナーでPDF化した週刊誌を入れて表示させてみた。目新しいわけではないが、Kindleをどうにかもっと使える方法がないものかと考えて実験した。読み捨てる感じの雑誌では手間がかかりすぎるので、スクラップ記事だけにした方がいいかも。

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Kindle 2 Int’l版は残念ながらまだネイティブで日本語をサポートしていないのでKindle Storeで日本語書籍は購入できない(一部画像データとして販売されているが)。文書データを持っていれば、PDF化するか、free.kindle.com宛にファイルを添付・メール送信してAZW形式に変換する方法が考えられるけど、活用できる範囲が非常に狭し、読みたいものって新刊や週刊誌だったりする。

そんな目新しいことじゃないことは十分自覚しているし、自分のMac内にはスクラップ記事のPDFファイルがたくさんあり、それをiPhoneに入れたり、Evernoteで連携してたりもしている。今回の目的はあくまでKindleをもっと便利に使得ないかなという発想にもとづくもの。

さてと、スクラップし忘れていた2年前の週刊ダイヤモンドが出てきたのでこれをまずスキャンする準備をする。裁断機でバサっとやってしまえば簡単なことなんだけど、そこまで本を分解する趣味もないわけでw 地道に真ん中のホチキスの芯をはずし、チョキチョキしてバラバラにする。

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前から欲しいと思っている富士通のScanSnapならソーター付きでガンガンとってくれるんだけどな。4万円ぐらいするので気軽には買えない。で、自前のCanonのLide200をMacにつなぎ、300dpi程度でスキャンする。あまり解像度上げるとファイル容量が大きくなりすぎるし、時間がかかりすぎる。そもそも1枚づつやってたらその間に読めちゃうし・・・そろそろ自分のやってることが虚しくなってきた気がしてる。

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スキャンしたあと、Kindleのスクリーンに少しでも大きく出したいので余白をカットしてPDF化。画像でもKindleに表示させることができるけど、次回開いたときにレジューム?で前回最終ページから開いたり、xx/yyページのようなロケーション情報を表示させることを考えるとPDFの方がいいと思う。画像で見てみたけど画質という観点では大差なかったし。

Kindle 2 Int’l版で表示させたスクリーンショットが一番上の画像。思ったよりは綺麗に見えたという印象。iPhoneに慣れてるのでピンチインとかついつい指でスクリーンをなぞってしまうw ランドスケープモードにするとフォントサイズは大きくなるけれど、ページ送りが面倒になるし。段組によっては同じページを何度も上下しなくてはならなくなるで却下。


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ちなみにiPhoneのGoodReaderというアプリで見るとこんなかんじ。流石にこれじゃ読めないが。拡大縮小、ページ移動はできるけれど、こういう操作も時にはうっとうしかったりするんだなこれが。ピンチイン、ピンチアウトで最適な大きさに合わせたと思ったら、フリックに勢いがついてどこ読んでたかわかんなくなるとか。

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使用環境
 Kindle 2 Int’l版 ファームウエア2.3
 Canon Lide200
 iPhone3GS OS3.1.2