ソニーの電子書籍リーダーである”Reader PRS-T1(WIFIモデル)”を購入しました。拙ブログでは電子書籍リーダーとしてKindleデバイスを取り上げていましたが、アマゾンの日本における日本語書籍の本格展開について空振りが続いているので待ちきれずという、どちらかというと消極的な動機。
(ハッキリしているのはアマゾンが日本語書籍に関して公式には発表した事実はないこと。周囲で盛り上がっているだけなのかもしれませんがやっぱり期待してしまいます)PRS-T1はKindle4、Kindle Touch、Kindle Fireが発表されたまさに翌日にひっそりと発表された電子書籍リーダーでした。店頭でタッチ&トライで悪くはないと感じていた機種です。
いざ、ビックカメラへ。タブレット端末やノートPC売り場が賑わう一方で閑散としたソニーReaderの売り場。店員さんも近寄りがたい様子で「在庫はありますか?」と聞いたところ回答を得るまで随分と待たされました。ビックカメラで19,800円で購入しました。同じようなタッチスクリーンの電子ペーパーを採用する電子書籍リーダーのKindle Touch(WIFI/広告なし版)が$139(80円換算で11,120円)と比較すると・・・
PRS-T1 | 電子書籍リーダー“Reader”(リーダー) | ソニー
パッケージです。アマゾンのロゴだけのKindleとは対照的です。ボディカラーはホワイトですが、パッケージはブラックしかない(?)様子です。
中身はシンプル。本体、説明書、タッチペン、USBケーブル、専用ポーチが入っています。
前面には物理キーが並んでおり、左から「ページ送り」「ページ戻り」「ホームキー」「戻るキー」「メニューキー」があります。
前面下部には左から「リセットボタン」「microUSBポート」「イヤホンジャック」「電源ボタン」となっています。
裏側にはmicroSDカードスロットがあります。
大きさの比較でKindle4と並べてみました。ほとんど変わりません。
専用ポーチはソニーにしてはイマイチな感じが・・・
今後はKindle Touchとの比較も交えて操作感やPRS-T1の機能について紹介して行きたいと思います。
アマゾンが昨年末にも日本語書籍展開を開始するかもと期待した記事
海外はどうとらえたか:Amazon、今年日本で電子書籍ストアを開始 – 電子書籍情報が満載! eBook USER
「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る(BLOGOS編集部) – BLOGOS(ブロゴス)
PRS-T1の競合デバイスとなるか?Kindle Toucnのレビュー記事
[UPDATE5]Amazon Kindle Touch(Free 3G + WIFI版)レビュー:開封と気になる日本語対応や新機能など
国内連合はメインプレーヤーになり得るのか?
「ソニーの電子書籍リーダー『Reader(リーダー) PRS-T1』の開封」への3件のフィードバック
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はじめましてvowともうします
kindleの事を調べていて、こちらのブログを見つけることができました
全てではないですが読ませて頂きました
おどろきました、とにかく豊富な知識と技術をお持ちですね!!
kindleの事もソニーのリーダーも気になっているので
とても参考になります
しかし、いまだにどちらにしたものかと迷っているのですがw。
僕はmac寄りの人間なのでiBooksがスタートしていただければベストなのですが
動向がわからないですよね?
次に期待したいのはkindleですブログにお書きのように各デバイスでシンクと言いますか?リンクと言いますか?してくれますし
Amazonもよく利用しますので、サービス元を一元化できそうです
が!こちらも日本でのサービスがどうなるか分からないところありますよね?
そこで日本でサービスを展開しているソニーになるのかなと….
しかし、できればソニーの製品やサービスにご厄介になりたくないなという気持ちがあります。
代助さんほどの知識をお持ちでしたらサービスとデバイスを柔軟に活用されるんでしょうね。
うらやましいです。
無い話だと思うのですが、どこで買ってもDRMって言うんですかね?フリーでそれぞれのデバイスに入れれると良いんですがね。
長々とすいません
これからもブログ拝見させてもらいます
初めまして。米国在住、iPad2, Kindle3を使い分け毎日読書を楽しんでおります。
SONY ReaderのBlogに興味を持ちました。今回の外装のレポートではなく突っ込んだ
内容、性能の比較等楽しみにしております。
コメントありがとうございます。サービス内容やデバイスの完成度はKindleですが、如何せん日本語書籍がないのが唯一にして最大の泣き所です。噂先行気味ですが徐々にその日は近づいているような気がします。
今後ともよろしくどうぞ。