[UPDATED1]iOS4の登場で不要になるJailbreakアプリは?

6月7日のWWDCで次世代iPhoneハードのiPhone4と新OSの iOS4 が発表された。新しいOSにはホームスクリーンの壁紙を設定やマルチタスキングなどの新機能が実装される。Jailbreakはこれまでのexploitと同じかどうか知る由もないが、いずれ世界のハッカーたちが新しいハードでもOSでもこじ開けてくれるだろう。iPhone自体それだけで素晴らしいデバイスだが、さらに快適に使う(知的好奇心を満たす)ためにはやはりJailbreakしたくなる。今回のメジャーアップデートでJailbreakの必要性は低下しているはずなのでそんな観点で不要になるJBアプリ・ユーティリティを妄想してみた。

iPhone_SS

(アルファベット順)
BTstack Keyboard
iOS4で標準実装されるBluetoothキーボードのプロファイル(HID)は非常に強力。一方、このアプリは日本語変換に難ありだし、他のBTデバイスを遮断してしまうとか不便だった。

Categories/CategoriesSB
iOSではフォルダと言われる機能。フォルダ機能にアイコンこそ変更する機能はないようだが、アプリを重ねあわせるだけでフォルダが作成され、フォルダ名もカンタンに変更できるようになる。登録したアイコンを削除するのもカンタンにできてしまう。残念ながらCategories/SBは大変便利なユーティリティだったけどお役御免かな。

Rotation Inhibitor
iOS4ではローテションのロック機能が実装され、ロック状態がステータスバーにも表示される。これでこのトグルで固定させる必要がなくなった。これまではベットで横になってリーダーアプリやSafariでブラウズするときにはなにかと重宝したSBSettingsのトグルだった。

WordRgstr(for3.0)
iOS4には単語登録機能が実装された。SBSettingsから連絡先に登録するトグル。連絡先に登録しておくと変換候補に表示してくれることを利用したもの。変換の学習能力が低いiPhoneには必須ユーティリティだったなー。

Xpandr
これもWordRgstrと同じだけれど、連絡先に登録しておくわけではないという違いくらいか。
Cydiaに登録してあるPackagesの一覧を上から下に見ていった感じでは不要になりそうなアプリ・ユーティリティって意外にないのかもしれない。改めてまだまだJailbreakに頼らざるをえないという印象を受けた。

—Updated on August 19, 2010
PDF ExploitとカーネルのExploitの組み合わせを利用することでiPhone4/iPhone3GSのiOS4.0/iOS4.0.1がJailBreak可能となってから約2週間。今のJailBreak系アプリ、Tweaksを整理しておく。iPhone4を購入後およそ1ヶ月ほど非JailBreak状態で使用していたので、当初は違和感があったものの、徐々にそうした違和感は薄れ、JailBreak自体をためらったほどだ。それを踏み切らせたのはPDF Exploitを利用した悪意あるコードが広まった際に皮肉だがJailBreakしなければそうしたマルウエア等の外部からの侵入を防ぐことができないという事実だった。

そのため以下のインストールしているものを見たところ実にあっさりしたいて自分でも驚くほど。今は動作環境を安定させたいので極力無用なものは入れないというスタンス。特にMobileSubstrate系は。

(アルファベット順)
AttachmentSaver1.4.0(有料)
Mail.appで添付ファイルをローカルディスクに保存するために必須。同じようにSafariDownloadManagerも候補であったが、AppStoreのDownloadsで代替可能なのでSDMはインストールしていない。

HapticPro1.2.3(有料)
バイブフィードバックは最高。なくても平気といえばそうかも。

iFile1.3.1-1(有料)
これはマスト。絶対に外せない。

iProtect2.0(有料)
これもマスト。アプリごとにパスコードで保護ができる。非JailBreak状態ではロックスクリーンにしかパスコードが設定できず、いちいち入力が面倒なので、たとえばメールや連絡先といった機密性の高い情報を守るには重宝する。

MailQuotePatcher4 0.2-2(無料)
メール返信時に引用削除してくれる非常に便利なmoyashiさんのtweaks。

MobileTerminal 426(無料)
root/mobileのパスワードの変更。万一の時の最終手段としてのお守りのようなもの。

PDF Patch(無料)
PDF exploitを利用した悪意あるプログラムの侵入を防ぐため。このためにJailBreakしたようなもの。

PrivaCy(無料)
いろいろとデータが抜かれていますので。。。

WinterBoard(無料)
iOS4.0以降は構成が変わっており完全に対応していない。アンテナの画像を戻すためだけにインストール。

今のところセーフモードに一度も入ったことがないし非常に安定している。SBSettingsは必須かとも思ったが、1ヶ月も非JailBreak環境に慣れると実はなくてもそんなに困らない。不便だなと思うことはあるにせよ、そんなに頻繁に使うこともないのでインストールしていない。

iOS4.0発表時に上記の通り不要になるJailBreakアプリを妄想してみたが、いまのところその通りになっている。その他にもいままで利用していたものがなくても平気だったりするのでフシギな感覚。

[UPDATED1]iOS4の登場で不要になるJailbreakアプリは?」への1件のフィードバック

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