[UPDATE1]Kindle 2 Int’l版で文鎮防止が発動して助かった話

Updated on June 27, 2010
更新日現在、Kindle Software Versionは2.5.3になっており日本語フォントハックの方法が従来と異なっております。下記の内容では日本語フォントハックが適用できなくなっています。十分注意してください。こちらのエントリを参考にしてください。”代助のブログ Kindle 2.5.3 で日本語ハックが復活

Kindle 2 Int’l版で英字と日本語を自分の好みに合わせたフォントを組み合わせていろいろいじっていたところレンガ(文鎮)になりかけた。 @ichinomoto さんの文鎮防止付きフォントハックに救われた。冷や汗もんだったが、今後二度と間違えないように記しておく。

—Updated on Feb 19, 2010—
このエントリは、2010年2月17日にKindle Softwareのバージョン2.3.3が配信されたことで古い記事となっております。フォントハックのアップデータ等のバージョンに注意してください。

JBが必要のためレンガ(文鎮)化するリスクがあります。特にハックをあてた状態で”Reset to Factory Defaults”は再起動不能(強制リセットも不可)に陥るリスクがあります。またここで紹介させていただく方が提供してくださっている各種ツールは無保証であることに留意してください。完全に自己責任でどうぞ。

まず自分のKindle 2 Int’l版にはkindleの全フォント入れ替え対応フォントハック の”update_ufh_icustom+p_install-k2i_20100124.bin”を適用していた。これだけでも日本語は表示されるが、自分好みのフォントに修正しているときに、その時はやってきた!まさか自分に・・・

SS01301

このハックを適用するとUSBマスストレージの”/system/fonts/”(フルパスでは/mnt/us/system/fonts/)にフォントファイルと(ハック適用時にバックアップされる)オリジナルフォントが保存されたディレクトリが存在する。ここにFontForgeにてオリジナルフォントとIPA Pゴシックを合成した自作フォントファイルをコピーするときに、誤って違うファイル名で入れてしまっていた。それに気がつかずに、Settings>Restartを実行してしまったらしい。

再起動後、おかしい日本語が表示されない。しばらく、文鎮防止が発動していたことに気がつかなかった。USBマスストレージに “PLEASE_UNINSTALL_UFHi” というファイルがあるではないか。やっと気がついた「あっ!やったな」と。フォントファイルの名前が合成元ファイルのままになっていた。

復旧作業は kindleの全フォント入れ替え対応フォントハック で紹介されている通り。”update_ufh_icustom+p_uninstall-k2i_20100124.bin”でアンインストールしてから再度ハックする(font-pdfも適用している場合は、アンインストールの順番に注意)。非常に簡単。これで安心してフォントいじることができることがわかった。

このようなアップデータを作ってくださった @ichinomoto さんに感謝です。と、自分が実証してしまうとは思ってもいなかった。

環境
 Kindle Global Wireless(Kindle 2 International Wireless)FW2.3
  + update_ufh_icustom+p_install-k2i_20100124.bin
  + usbnetwork23-0.10
 MacBook Mac OS X 10.6.2