Kindle3はどれくらい見やすくなったの?Kindle2と比較してみた

Kindle3はE-Inkの新世代電子ペーパーPearlの採用によりコントラストが50%向上したそうです。このことはKindle2ユーザであれば、文字がよりはっきり・シャープに見えることで実感できることと思います。では、どれくらい見やすくなったのでしょうか。Kindle2と比較する方法で検証してみました。検証方法は以前Kindle2とKindle DXの比較検証してくださった @ichinomoto さんと同じ方法(スキャンした物がKindleでどう見えるか Kindleをスキャンしてみた)をマネさせていただきました。
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Kindle3の内部制御コマンドの入力方法

Kindle3の内部制御コマンドの入力方法がKindle2から変更になっていました。Kindle2ではSerch Barを表示して”;debugOn”を入力してからコマンド名の前に”`”を付ける方法でしたがKindle3では少し異なるようです。最初に”;debugOn”を入力するところまではKindle2と同じですが、その後はSYMキーから”~help”のように”~”をつける方法に変更になったようです。

“~help”で表示させたコマンドリスト
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HOME画面でDELキーを押すと、画面下にサーチバーが出てきます。SYMキーから”;”(セミコロン)を選択し、キーボードから”debugON“と入力し、”;deubgOn“になっていることを確認して、SYMキーで開いている数字記号ポップアップを閉じます。これでKindle3にコマンドを入力する準備が整いました。ここでは何も起こりません。

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次に、DELキーで画面下にサーチバーを出し、SYMキーで数字記号ポップアップから”~“(チルダ)を選択し、続けてキーボードから”help“を入力します。SYMキーで開いている数字記号ポップアップを閉じ、”~help“となっていることを確認し決定ボタンを押します。するとコマンドリストが出てきます。

Kindle2ではdebugモードを抜けるにはリブートが必要だったように記憶していますが、Kindle3では”;debugOff“と入力するとノーマルモードに戻ることができるようです。

まとめ

  • debugモードはKindle2と同様に”;debugOn“で入ることが可能
  • 内部制御コマンドはコマンドの頭に”~“(チルダ)を付ける(SYMキーから入力)
  • Kindle3ではリブートせずに”;debugOff“にてdebugモードから抜けることが可能

Kindle3 WIFI版を分解の巻

Kindle3 WIFI版(正式名称:Kindle Wireless Reading Device, Wi-Fi, 6″ Display, Graphite- Latest Generation)が手元に届きました。8月27日発売開始先駆けて先行予約を受け付けていましたが、初期ロットが売り切れになるほどの人気ぶり。米Amazonでもかつてないヒット商品となったようで、前倒しで全世界に出荷されました。

同時にKindle Lighted Leather Coverも注文してみました。これが優れものです。レザーカバー右上に収納されており、シュッと引き出すと点灯するようになっています。Kindle本体を装着する金具部分から給電されるようになっています。明るさも十分で、寝室や飛行機の長時間のフライトなどでは重宝しそうです。


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Kindle3からは日本語フォントが実装されましたのでKindle2で日本語表示させるために必要だったハッキングはあまり必要なくなったように思われます。そのためKindle3ではハッキングで文鎮化(完全に固まって復旧できない状態)するというリスクが劇的に軽減されたので、シリアルコンソール接続が活躍することはあまりないのかなと。

でもやっちゃいました。分解はKindle2に比べるとかなり面倒でした。プラスチックのヘラを本体の裏側の四隅に入れてパコッと開けてグイグイと広げていきます。分解する行為はメーカー保証対象外となるリスクがあるほか、故障の原因となる可能性があります。絶対にマネしないでください。


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WIFI版にはバッテリ横にあるモデムとSIMスロットがありません。実は、WIFI版を選んだ理由のひとつには、SIMカードがないだけでスロットやモデムはあるかも?と。そんな甘い期待はあっさり崩れ去りました。

Kindle2の裏蓋は内蓋と外蓋に分かれていましたが、今回のKindle3は小型化・軽量化を図るために相当なスリム化が実現されているようです。裏蓋は1枚のみになり、そのかわり各チップを保護するカバーが施されています。そのカバーを外していくとEPSONとE-INKの共同開発したチップがあったので、日本企業の名前を見てちょっと嬉しくなりました。


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さて、シリアル接続するための端子が見つかりません。基板をみながら探していたところ、バッテリーの接続端子にGNDの文字が見えたのでココかと思ったのですが、実際にシリアル変換モジュールをつないでみましたが違ったようです。すると、ライト付きカバーの給電コネクタのあたりに端子が並んでいるのが見えました。ネジを外したところ、8つの端子が見えました。


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端子をいろいろと変えながら接続したところ。見慣れた”Welcome to Kindle!”が表示させることができました。ただ、端子に接続するのに両手がふさがった状態です。安定させるためにはハンダ付けする意外になさそうですが、そうするとライト付きカバーの給電コネクタを押さえるプラスチック部品を取り付けられません。そのため早々にフタを閉じました。

このライト付きカバーの給電コネクタを経由させるのは、外部からメンテナンスするには接続しやすく便利な場所です。Kindle2の場合は上側のカバーを外さないと端子にアクセスできませんでしたから、Kindle3は保守部門からの観点では改善されているようです。ただしハッキング防止対策という点では疑問が残りますが。。。

iWork’09のアップデートでePubが書き出せるようになった

Appleのオフィス系統合ソフトであるiWork’09のアップデートがあり、文書作成ソフトのPagesからカンタンにePubファイルをエクスポートできるようになったので試してみました。作成は非常に簡単で、あとは母艦のiTunesを経由してiPhoneやiPadへ転送し、iBooksアプリで読むことが出来ました。

参考記事
マイコミジャーナル:アップル、「iWork」最新アップデータでPagesによるePub書き出しが可能に
Apple:Pages で ePub ファイルを作成する方法

Pagesを起動して適当にドキュメントを作成、または既存ファイルを開きます。とりあえず自分のブログのエントリをコピペしてみました。メニューのファイル>書き出すで、ファイル形式をePubを選択します。

pages-epub-exprt.png

「次へ」をクリックすると、いろいろと制限があるようでいろいろとウォーニングがでます。画像の貼りつけ方や書式によっては反映されません。たとえば、文字列や画像をセンタリングしたものが反映されていませんでしたし、画像の配置方法がフローティングではePubeに書き出したときに画像自体がありませんでした。とりあえず試しにやってみただけなので構わず「次へ」をクリックすると先に進むことができます。

pages-warning1.png

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ちなみに、書き出す際に「最初のページを表紙イメージとして使」(”う”が見切れているのがきになりますが)にチェックを付けると最初のページを表紙として保存することが可能で、iTunesやiBooksの本棚で確認する際の表紙に反映させることができることを確認しました。

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PDFファイルとは異なり、自作ドキュメント中の単語を選択して辞書をルックアップしたり、ハイライト、メモを付けることができますし、フォントを変更することも可能です。目次機能も使うことができるようになります。さすがに電子教科書に使うという議論が巻き起こるだけあってePubには動画も組み込むことが出来ました。

ちょっと気になったコト
ePub形式ファイルは拡張子をzipにして解凍すると展開して中身のファイルが確認できるのですが、Pagesから書き出したePubはそのままでは母艦側では展開できませんでした。iPad/iPhoneに転送したあとは/var/mobile/Media/Booksディレクトリを確認することは可能です。これは普通のePubファイルとは異なるのかもしれませんが、iPhone/iPad以外のePubリーダーがないので確認はできていません。

動作環境
MacBook
iWoks ’09
iBooks for iPad/iPhone

[UPDATE3]HTC Desire(SIMロックフリー)をHTC台湾工場へ修理に出した顛末記

欧州版HTC Desire SIMロックフリー(以下、欧州版Desire)を台湾HTCサービス工場で修理してもらいましたのでその顛末を報告します。同機種で同じ症状に遭われている方、また同社端末を個人輸入された方の参考になれば幸いです。長文になりますので最初にサマリーをつけました。

修理後の欧州版Desireの電源をONにしたところ。都市名がTaipei Cityになってる。
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Executive Summary
・海外版は日本工場では修理できない
・依頼から修理完了して受け取るまで約1ヶ月
  7月23日 HTC EuropeへWebフォームで修理依頼
  8月6日 DesireをEMSにてHTC台湾工場へ発送
  8月13日 修理完了・代金請求
  8月16日 HTC台湾口座へ国際送金完了
  8月20日 HTCから着金完了連絡
  8月26日 受け取り
・費用負担は合計:18,511円
  EMS送料(自宅⇒台湾):1,000円(損害賠償保険付保あり)
  修理代金:US$20 (送金日レート換算で1,736円)
  国際送金手数料(ゆうちょ銀行):2,500円
  DHL送料(台湾⇒自宅):13,275円(うち輸入関税1,200円)
・ROM改造のためGlobal Warrantyの保証対象外となりました
・DHLはHTC台湾の指定業者かもしれません
・HTC日本のHTC台湾との仲介サポートはプロフェッショナルでした

欧州版Desireを修理に出す経緯
購入後1ヶ月程度はまともに使用できていました。ある日突然ディスプレーがブラックアウトしてリブートを繰り返す症状(以下、リブート無限ループ)が発生、徐々に頻発するようになりました(詳細はHTC Desireのリブート無限ループの原因)。root化したり改造ROMと差し替えていましたが因果関係は不明です。もともと、root化やカスタムROMを問題なく利用出来ているユーザが大多数であり、同じ症状について当ブログにも複数ご報告いただいていることや、最初に発生したのがroot化以前であったこと、さらに海外では同様の事象が報告されていることなどから、root化やカスタムROMが原因とは考えられませんでした。

直接的な原因は本体裏の発熱。バッテリーではなく本体裏側のSIMカード、micro SDカードスロットのあたりの基板が発熱し、一定以上になると突然落ちてリブートがかかり、正常起動せずに、またリブートとなりました。これがバッテリーパックを外すまで繰り返すか、真っ白の背景に緑字で”htc”と表示されたまま固まってしまいます。そのためこの症状を未然に防ぐには「本体が熱くなってきたな」と感じたら冷やすことくらいでした。

その後、iPhone4に夢中になってしまい1ヶ月程度放置してしまったいたところに、7月下旬にSoftBankからX06HT(国内版HTC Desire)を販売停止という発表があったため、早めに修理しておかないと部品がなくなっても困るなと思い修理に出す決心をしました。
※ブログのコメントにも報告いただいたように国内版だとソフトバンクにあずけておよそ1週間程度で手元に戻ってくるそうです。

ファーストコンタクト
7月23日にHTC Europeの”Contact Us”メニューから「日本から交換あるいは修理してもらいたいがどうしたらよいか?」と問い合せました。もちろん全て英語です。同日以下のとおりメールで返信がありました。

Dear Customer, since the device is not selling in Japan, we are afraid we can not support the repair in loacl. if you want to have a repair, you need to ask the orignal shop or go through Global Warranty service.if you want go through global service, the international Freight and handling fee also will charge you. About the details, we will have a clear explaination for you. could you mind to provide the phone number that we can reach you? of course, our agenet will use Japanese for communicaiton. thank you for understanding.

このメッセージに返信したい場合、またはお客様のご質問に対する回答が十分に得られたことをお伝えになりたい場合は、お客様のメールアドレスおよびチケット番号XXXXXXXXXXXXXXXで弊社 お問合せ サイトにログインしてください。ありがとうございました。

入力項目の「国」にJapanと入力したためか、メールの最後に日本語の説明がありました。Global Warrantyについて詳しく知りたかったので指示通り問い合わせサイトにアクセスし、チケット番号とメールアドレスを入力して、自分の電話番号を返信しました(7月25日)。


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HTC日本からの電話フォロー
電話番号を返信してから2日後の7月27日にHTC日本支社のスタッフから電話があり、ひととおり症状を説明しました。「SIMカードやmicroSDを抜いた状態でも同じ症状が発生するかどうか」、「ハードリセット(ブートメニューからClear Strage実行で工場出荷状態に戻す)は試したか」などの確認があり、最終的には修理が必要という結論になりました。海外版のため”Global Warranty service”に対応した工場にて修理が必要となることから、日本から一番近いのが台湾を案内されました。日本語でサポートがあるので安心感がありますし、なにより最後まで親切丁寧なプロフェッショナルの仕事でした。

あとから気が付きましたがHTC日本のホームページには以下の表記がありましたので、欧州版DesireだからといってHTC Europeに照会する必要もなかったように思います。ただし、後述いたしますが日本はGlobal warranty serviceに対応した工場はないため、HTC日本が直接端末を預かって海外工場の取次ぎや、修理代金を集金する等のサポートは行っていません(2010年10月28日時点)。あくまで間接的に現地とのコミュニケーションの取次ぎをしていただくのみです。もちろん、これだけでも大変ありがたいことなのですが。

参考
HTC日本のウェブサイト
HTC – Support – Customer Service – Support via Hotline

HTC自社ブランドの製品*に関するお問い合わせ
お問い合わせは、こちらの問い合わせフォームをご利用ください。
※HTC自社ブランドで発売しております製品には、世界的な保守サービスである「Global warranty service」が展開されております。このサービスは、HTC製品をご購入されたお客様に国・地域にかかわらず、HTC支社が存在する地域で保守サービスをご提供するものです。
尚、通信事業者ブランドで発売されております製品に関しましては、各社仕様にカスタマイズされておりますので、ご購入元の通信事業者へお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

スピードを優先してコミュニケーションは英語
翌日の年7月28日、HTC台湾工場への修理依頼に際しての必要事項の返信依頼と注意事項のメールが届きました(内容は以下参照)。HTC日本の方はあくまで私とHTC台湾との仲介役としての立場のため、スピードを優先したかったので、メールは全て英語で対応しました。日本語でも大丈夫だと思いますが、端末の症状などは英語のメモが必要だという説明がありましたので、どのみち英語は避けて通れないと思います。

<必要事項>
端末の症状、氏名、端末購入日/購入店、シリアルナンバー/IMEI、電話番号/FAX番号、郵便番号・住所

<注意事項>
・保証書が必要
・スタイラス、SIMカード、液晶保護シート、バッテリは同梱不可
・ROM改造・水没等の故意・過失は有償修理
・修理キャンセルでも検査費用と送料負担
・修理後の端末は初期状態にリセットされる
・送料は全てユーザ負担
・HandlingCharge(手数料)が600台湾ドル負担
・無償期間外の端末は修理の基本料金3500円程負担(追加負担もあり)
・海外発送はユーザ側で手続きする

HTC台湾工場への発送
送料やその他諸経費は全て当方負担です。ROM改造していたので保証対象外になることは覚悟していました。ただ新品をもう1台購入するよりはマシです。8月1日に必要事項記入してメール返信したところ、8月4日に商品を工場に発送するよう指示されました。

国外に発送するのは初めてだったので非常に不安でした。郵便局のEMSを利用しましたが、内容物についてしつこく聞かれました。「携帯電話」であることを告げるとダメの回答。こちらも引くに引けませんので「バッテリーは外してある」ことを伝えると、ようやく認めてもらいました。最初にダメという回答で諦めていたら送れなかったかもしれません。

端末購入金額6万円の損害賠償保険を付保し、送料込みで1,000円。8月6日発送でHTC台湾工場に到着したのが8月9日。ほとんど日本と変わらない金額とスピードに驚きました。

修理完了と修理代金の請求・支払いについて
8月13日、HTC日本経由で「修理が完了したので代金$US20を振り込んで欲しい」という連絡がありました。順番待ちもあるだろうし1ヶ月くらいは覚悟していたのですが、工場に到着してわずか4日目には完了の連絡というスピーディさでした。後ほど確認しましたが、今回はROM改造していたので保証対象外となってしまいUS$20が必要になりました。

代金決済方法はHTC台湾の指定口座への送金のみでした。日本からの海外への現金送金は手数料が高いことは知っていたので、クレジットカードかPayPal等の決済が出来ないか確認しましたがダメでした。外貨送金を実際に体験するのは初めてでしたが、やはり高額かつ面倒であることを実感。国内送金であれば数億円を振り込んでも手数料は高くても840円です。しかし、外国の銀行へ外貨で送金するとなると、銀行毎に手数料はバラバラ。メガバンクで3000円程度、銀行によってはさらに固定費の他に振込金額に応じて上乗せ手数料のかかることもあります。送金金額がUS$20(約1,700円)ですから、それより高い手数料を支払うのも違和感があります。調べた限りでは一番手数料の安かった(1件2,500円)ゆうちょ銀行を利用しました。

送金依頼書はもちろん全て英語で記入が必要です。振込先の銀行を指定するのに「銀行の住所」か「SWIFTコード」が必要になります。HTCからは銀行住所もSWIFTコードも連絡はありません。HTCに確認する時間がもったいないので(SWIFT Online-Directories and downloads)から自分で調べました。送金目的は日本語で構いませんが「携帯電話の修理代金支払いのため」とはっきり記載する必要があります。当日の交換レートUS$1=86.83円で計算し、修理代金US$20=1,736円+送金手数料2,500円=4,236円となりました。8月16日に送金処理を完了しました。
※SWIFTコードとは日本でいう銀行コードのようなもので直接海外送金をやりとり出来る銀行に付与されている世界共通のコードです。

着金確認の連絡と受け取りについて
8月20日にHTC日本のスタッフの方から着金の確認がありました。送金者の名義とわたしが一致しているとの最終的な確認をする目的です。間違いない旨を返信し、HTC台湾工場から日本向けに発送手続きがとられました。受け取りが着払いになることは確認していましたが、EMSは1,000円でしたから、DHLから電話で「13,275円になります」と聞かされたときはめまいがしました。そうえいば最初にHTC日本のスタッフの方から「台湾からの送料が1万円くらいかかると思いますがいいですか?」と質問されたのを思い出しました。修理したいという思いが先走っていましたし、DHLの料金が高いかどうかという予備知識がなかったため他の輸送業者に変更するという選択肢に思い至りませんでした。ただし、そのときFedEx等の他の業者の送料を確認して、交渉が可能だったかはわかりません。これから修理を考えている方は注意されたほうが良いと思います。

そして8月26日、無事に受け取りました。同梱されてきた修理レポートに書いてあるようですが、読めない漢字ばかり。英語でやりとりしていたのはなんだったのかと。。。特に指示がなかったのでmicroSDカードは挿したまま送りましたが、抜き取られて戻ってきました。購入時に附属していたものですがちょっと悔しいです。修理に出す場合は全て外して送ったほうがいいですね。


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動作確認について
今のところ問題なく動いていますが、当初は1ヶ月程度は問題が起きていませんでしたから、これで安心することはできません。ただ、長時間利用して筐体は熱を持っているようですがリブート無限ループに陥ることはなくなっています。しばらくは様子をみながらの仕様になりますが、気づいた点は追記していきたいと思っています。

HBOOTのバージョンについて
修理に出す前のHBOOTのバージョンは0.75.0000、RADIOが4.05.00.11でしたが、基盤交換ということもあり修理後のバージョンはHBOOTが0.92.0001、RADIOが5.09.00.20となっていました。OSはAndroid2.1 Eclairになっていましたが、ネットに接続するとOTA経由で2.2 FroyoのHTCオフィシャルリリース版のアップデート通知がありました。


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ドコモのSIMカードを加工しちゃダメなの?〜『契約約款』を読んでみた

目的はいろいろあると思いますがNTTドコモのFOMAカード(SIM)を加工することに問題はないのでしょうか?以前から興味があったので同社の契約約款に目を通してみました。このエントリはドコモのSIMカードの加工をすすめることが目的ではありません。契約約款上の解釈を確認することを目的としています。

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お断り
私は弁護士や司法書士等いわゆる法律の専門家ではありませんし、大学の専攻も法律ではありません。むしろ、一般教養の法学科目の単位をかろうじて取得する程度の知識です。法解釈に精通している訳でもありませんので、至らぬ点はご指摘いただけますと幸いです。

契約約款てなに?
約款とは「企業などが不特定多数の利用者との契約を定型的に処理するためにあらかじめ作成した契約条項」です(Wikipediaより)。ユーザが快適に携帯電話を利用するための会社とユーザ間のルールと考えればよいでしょう。携帯電話と約款というとあまりピンときませんが、ドコモユーザは必ず申込時にこの契約約款に同意しています(同意しなければ申し込みを受け付けてもらうことができません)。

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契約約款はこのガイドブックの後ろの方に抜粋版として掲載されています。あくまで抜粋版ですし、時点が古い可能性もありますので最新・完全なものは同社のホームページで確認が必要です。

契約申込書に署名する=約款に承諾する
同意したつもりはないけど?と思う方もいらっしゃるでしょう。FOMAサービス契約申込書の一番右下(上の写真)に「ご署名欄」がありますが、ここには小さな字で次の通り書いてあります。申込時に署名をするということは、ドコモが定めた契約約款やその他の利用規則等に同意したと意思表示することと同義なのです。

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「携帯電話サービスご利用ガイドブック」を受領し、FOMA、(国際電話)サービス契約約款、ベージックコースご利用規約およびiモードご利用規則に記載の各事項に基づき提供されるものであることを承諾した上で上記のとおり申し込みます。

FOMAカード(SIM)の位置づけ
FOMAカードは、NTTドコモがユーザへ貸与するものであることが明記されています。つまりユーザが購入したのは携帯電話機であってSIMはドコモから借りたものということです。借りた以上は返却が必要ですが、返却時の原状回復の義務は明示されていません。

(FOMAカードの貸与)
第48条 当社は、FOMA契約者へFOMAカードを貸与します。この場合において、貸与するFOMAカードの数は、1のFOMA契約につき1とします。
(FOMAカードの返還)
第50条 FOMAカードの貸与を受けているFOMA契約者は、次の場合には、当社が別に定める方法によりFOMAカードを当社が指定するFOMAサービス取扱所へ速やかに返還していただきます。
(1) そのFOMA契約の解除があったとき(略)。
(2) FOMAの利用休止を請求し、その承諾を受けたとき。
(3) 2in1利用の承諾を受けたとき。
(4) その他FOMAカードを利用しなくなったとき。

FOMAカードの加工に関する規定
借りたものを勝手に加工してよいのでしょうか?ざっと目を通した限りおそらく明示的な規定は存在しません。ドコモがSIMカードの加工を認めないとするのであれば、根拠は前述のとおりFOMAカードが貸与であることと、善管注意義務違反ということかもしれません。

(利用に係る契約者の義務)
第85条 契約者は、次のことを守っていただきます。
〜略〜
(4) 当社が貸与するFOMAカードを善良な管理者の注意をもって保管すること。
(5) 略
(6) FOMAサービスの一般的な利用と比較して著しく異なる理由があり、それにより電気通信サービスの円滑な提供に支障が生じた場合は、当社からの求めに応じてその利用を中止すること
〜略〜
4 契約者は、第1項の規定に違反して当社が貸与しているFOMAカードを亡 失し、又はき損したときは、当社が指定する期日までにその補充又は修繕等に 必要な費用を支払っていただきます。

ユーザはFOMAカードを貸与されているとしてもその使用範囲は明示されていませんので、当然に加工を禁止するものであるという解釈はできないように思います。またユーザ側に余程の過失がない限り、ドコモがユーザに課した善管注意義務を怠ったとの主張は難しいと思います。仮に、そうだったとしても第85条4項には修繕等に必要な費用を支払うことが規定されているのみです。通常、SIMカードを返還するのは解約時ですから、加工済みのSIMを返還しても費用の支払いは発生しないでしょう(キャリアは違いますがイー・モバイルの解約時には使用できないようSIMカードを切り込みを入れて返送するよう指示された経験があります)。また、SIMカードを加工する作業によって「電気通信サービスの円滑な提供に支障」を来たすことはないと思いますので第6号も当たらないのではないかと思います。

利用停止と契約解除
SIMカードの加工を明確に禁止していないものの、ドコモには利用停止や契約解除の権利を有していることに注意する必要があります。第53条では上記の第85条の善管注意義務規定も含むことになりますので、ドコモがユーザのSIM加工を発見し、善管注意義務違反と認定すればサービスの利用停止を行使する可能性もあります。

(利用停止)
第53条 当社は、契約者が次のいずれかに該当するときは、6か月以内で当社が 定める期間(〜略〜)、そのFOMAサービスの利用を停止することがあります。
〜略〜
(5) 第85条(利用に係る契約者の義務)の規定に違反したと当社が認めたとき。
〜略〜
2 当社は、前項の規定によりFOMAサービスの利用停止をするときはあらかじめその理由、利用停止をする日及び期間を契約者に通知します。 ただし、本条第1項第5号により利用停止を行うときであって、緊急やむを得ない場合は、この限りでありません。

相当期間の利用停止を経ても是正されない場合は契約自体が解除される可能性があります。場合によってはドコモには、著しい影響が出ると判断されれば直ちに解除できる権利もあります。解除については第19条(24条)で定められています。

(当社が行う一般契約の解除)
第19条 当社は、第53条(利用停止)第1項の規定によりFOMAの利用を停止された一般契約者が、なおその事実を解消しない場合は、その一般契約を解除することがあります。
2 当社は、一般契約者が第53条第1項各号の規定のいずれかに該当する場合に、その事実が当社の業務の遂行に特に著しい支障を及ぼすと認められるときは、 前項の規定にかかわらず、FOMAの利用停止をしないでその一般契約を解除 することがあります。
3 当社は、前2項の規定により、その一般契約を解除しようとするときは、あ らかじめ一般契約者にそのことを通知します。
※ここでいう一般契約は定期契約(2年縛りなど)のない場合を指しますが、定期契約の場合も第24条により一般契約の規定が準用されることが定められています。

SIMカードを加工することのリスク
上記のとおり、契約約款ではSIMカードの加工について明示的に禁止する規定はないものの、ドコモの判断次第では利用停止や契約解除とすることができる建付けになっています。この結果として以降の新規申込みが拒否される可能性もでてきます(第10条、第21条)。申込時に審査が必要になるのは、割賦販売時の信用力だけではなく、こうした点も考慮してのことだと思います。ドコモとしてはより多くのユーザに満足度の高い環境を提供する観点から特定ユーザによってこの環境が脅かされてはいけないわけですから、一定の理はあると思います。

まとめ
一般的に、約款取引は顧客にとって一方的に不利な条項が挿入される危険性を伴うため(一般的には企業が約款を自由に変更できるようになっており、例えばドコモの場合でも第2条にこの約款を自由に変更できることが規定されています)、開示規制や内容の合理性に対する司法や行政、立法面での規制が課題とされています。近年、消費者庁の設置等でうかがえるように消費者保護の観点から規制の強化の必要性が強調されています。

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たとえば、ドコモがユーザにこの約款を分かりやすく説明しているのでしょうか?申込時に約款の存在すら説明されず、申込後に渡されているだけです(しかも抜粋版であり、場合によっては最新版ではない)。ユーザ側とすれば知らない間に押し付けられただけのものです。SIMカードの加工に関しては取扱説明書やカードホルダーのお願い事項にも記載されていません。仮に禁止行為なのであれば企業側のユーザに対する周知徹底策は不十分と言わざるをえないでしょう。

また以前にはこのようなレポート(ドコモのSIMカードを削って『iPad』に入れてもドコモは怒りません)もありましたので、SIM加工が直ちに利用停止や契約解除につながることはないと思われます。

ただ、ドコモには提供サービスのクオリティを一定に維持する責任があり個々のユーザに対して一定の制限を課すことの合理性は認められるわけですから、契約約款の存在や内容の周知徹底が不十分であったり、明示的に禁止していないことをもって、利用停止や解除が無効であると主張することには非常に違和感があります。生じ得るリスクの一切を負う自己責任を許容できないのであれば踏みとどまった方が賢明のように思います。

【注意】このエントリはドコモのSIMカードの加工をすすめることが目的ではありません。

【釣りネタ注意】ドコモの鍵をこじ開けるには?

iPhone/iOS4.0.1にドコモのキャリアロゴを表示する方法でコメントをいただきましたが、ロゴ画像の取得先のサイト利用条件に照らし、配布することは適切ではないと判断しました。その代わりというかなんと言いますか、画像の作成方法についてまとめましたので自作される方の参考になればと思います。作業時間は画像編集に慣れた人であれば10分もあれば十分なレベルです。
【参考】NTTドコモのサイトご利用にあたって

著作権・商標について
・当ウェブサイト上に掲載されている著作物(文書・写真・イラスト・動画・音声・ソフトウェア等)の著作権は、ドコモまたは第三者が保有しており、著作権法その他の法律ならびに条約により保護されております。私的使用目的の複製、引用など著作権法上認められている範囲を除き、著作権者の許諾なしに、これらの著作物を複製、翻案、公衆送信等することはできません。
・当ウェブサイト上に掲載されているドコモの商品またはサービスの名称等は、ドコモの商標または登録商標です。

準備するもの

  • docomoのキャリア画像(同社ホームページの左上 W155H65)
  • 画像編集ソフト(Adobe Photoshop Elements 8を利用)

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作り方の手順
Adobe Photoshop Elements 8 で画像を開き、500%くらいに拡大して作業します。私のモニタは13インチのため大きいモニタを利用していれば、さらに拡大したほうが作業はしやすいでしょう。

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自動選択ツールで「docomo」文字列の赤い部分を選択、漏れる部分がないようにキレイに範囲選択します。赤く見えても拡大するとムラがありますので、塗りつぶしツールで赤でベタ塗りします。

次に範囲選択メニューから範囲選択を反転を選び「docomo」文字以外を選択し、マジック消しゴムツールで背景を削除して透過させます。

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南京錠のツル部分を作ります。作業エリアを拡大するために、イメージ>サイズ変更>カンバスサイズで右側にスペースを確保してください。右側に30ピクセルもあれば十分です。一番右端の「o」を範囲選択してコピー、ペーストします(レイヤーが新しく作られます)。移動ツールで少しつづ右上にスライドさせていきます。上半分で南京錠があけられツルが開いたところを表現します。下半分を範囲選択して切り取ります。あとはUndoや移動など微調整して最終的に位置を決めます。

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レイヤー>表示レイヤーを結合して、右端の作業スペースで確保した余白は必要部分を範囲選択して、イメージ>切り取り。FullScreenOpaque用のキャリアロゴ作成の画像を確保しておく。「docomo」文字列を白で塗りつぶして保存すれば良い。名前は適当にFSO-nttdocomo.pngとかにしておく

つぎに、赤い「docomo」文字列に白い白い影をつける作業に入ります。レイヤーを複製(レイヤー>レイヤーを複製)し、自動選択ツールにて「docomo」文字列を範囲選択してから塗りつぶしツールで白にベタ塗りします。

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移動ツールを使って白い「docomo」を少しづつ下にスライド(5ピクセル)。作業中の画像の高さは65ピクセルですが、iPhone用に40ピクセルまで縮小します。さらにiPhone4で表示される際には縮小されていますので、すこしオーバーな位に影を付ける必要があります。

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白い影のレイヤーを裏へ移動させます。表示レイヤーを統合し、影付きの「docomo」文字列を移動ツールにて上にスライド(8ピクセル)します。スライドの程度は、画像の高さ65ピクセルですがキャリアバンドル用やWinterBoardテーマとして利用するRetina対応画像サイズの高さ40ピクセルに縮小して、iPhone4に入れてみたときのsuitabilityです。気に入らないようであれば微調整して自分の気に入る場所を見つける必要があります。

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解像度は縦横比維持して高さを40ピクセルにして縮小します。ファイル形式をPNGにして保存します。ファイル名はDefault_CARRIER_NTTdocomo@2x.pngです。FSO用に保存しておいたFSO_nttdocomo.pngを開き、同様に解像度を高さ40ピクセルに修正し、ファイル名をFSO_CARRIER_NTTdocomo@2x.pngにして保存します。

これで作業は完了です。Default_CARRIER_NTTdocomo@2x.png、FSO_CARRIER_NTTdocomo@2x.pngをiPhone4側の必要なディレクトに格納します。

R0010890

南京錠のツルの他に、鍵穴も付け加えようかと思いましたが、iPhone4で表示すると識別できないゴミのような程度にしか表現できず、残念ながら諦めました。

iPhone/iOS4.0.1にドコモのキャリアロゴを表示する方法

JailBreakのうえアンロックしたiPhoneにドコモSIM(FOMAカード)を挿すだけではステータス・バーに”NTT DOCOMO”というそっけないテキスト文字が表示されるだけである。これを画像に差し替えてみた。


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参考:iPhone4をドコモSIMで使ってみたけどSoftBankがいいかな

注意喚起情報
以下に紹介する方法はJailBreakが必要になります。JailBreakされたiPhone/iPad/iPod touchはメーカー保証対象外となるため動作不良や故障に陥ってもサポートを受けることができません。万一の際には保証期間内であっても有償となってしまいます。また、JailBreakはアップル社の施したセキュアな枠組みを無効化することになるため、外部からの侵入によってウィルスに感染し動作が不安定になったり、個人情報等が流出してしまう可能性(危険)を伴うものです。さらに、JailBreakされたiPhone/iPad/iPod touchにAppStore以外で配信されるアップル社が承認していないサードパーティー製のアプリケーションをインストールする行為は、その安全性が保証されておらず悪意のあるプログラムが混入している可能性もあり、未知なる危険を伴うものです。これらのリスクを理解出来ない、または自ら当該リスクに対処することができない場合はJailBreakしないようにしてください。

また、SIMロックを解除して他キャリアで利用する場合、加入プランやAPN設定内容によっては高額のパケット通信代が請求されることがあります。利用後にオンライン明細等でパケット通信代を確認するなど注意が必要です。

JailBreakとその危険性についてはこちらのサイトで詳細に説明されていますので是非確認してください。
をぢの日記【iPhone_JB】Jailbreakによるリスクと問題について

SIMを挿しただけではテキスト文字が中途半端に表示されるだけ
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iOS3.xまでは必要なかったと記憶しているが、iOS4.0.1では(JailBreakのうえアンロックされたiPhoneにて)CommCenterにパッチを当てなければならない。パッチファイルは以下のサイトからダウンロードし、OpenSSH等でiPhoneにコピーしiFile等でインストールする。完了したらデバイスをリブートする。

パッチ公開サイト:Native Tethering on iOS 4.0.1 through Commcenter Hacking
※iOS4.0.1用のパッチファイルのため他のバージョンでは正しく動作しないと思われる。

次に、Cydiaから”NTTdocomo Carrier Bundle”をインストールする。NTTドコモはアップル社のキャリアパートナーではないので、iPhoneにはドコモのキャリア情報の設定ファイルがバンドルされていない。このファイルがあるとSIMを差し替える都度自分で設定情報を入力しなおす手間が省けて便利。
※2010/8/17現在ではバージョンが0.9-1。

CommCenterのパッチを優先したのは、逆にNTTdocomo Carrier Bundleだけをインストールした状態でドコモSIMを挿したところ設定画面のネットワーク項目を開いたところで何も反応しなくなり、SoftBankの黒SIMを挿しても症状が改善しないという怖い目に遭ったから。原因を特定できていないので再現するか不明。
※WIFI環境があればCydiaから削除、通信環境がなければTerminalからdpkgコマンドで削除できる。

そしてドコモSIMを挿してRespringすればキャリアロゴが変更されているはず。自分の好きな画像に変更する場合は、/System/Libarary/Carrier Bundles/docomo_jp.bundleというディレクトリにDefault_CARRIER_NTTdocomo.pngとFSO_CARRIER_NTTdocomo.pngという画像ファイルがあるのでこれを差し替えればよい。もしiPhone4の場合はRetinaディスプレー対応の画像を用意する必要がある。
Default_CARRIER_NTTdocomo@2x.png
FSO_CARRIER_NTTdocomo@2x.png
と、同じディレクトリに”@2x”の付いたPNGファイルを入れておくとコチラが優先して表示される。自分の場合はドコモのロゴ画像をPhotoshop Elementで加工して自作した。高さは40ピクセル。


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ちなみにUS版iPadのキャリアロゴを変更するのにドコモのキャリア表示情報をUnkown.bundleに追記した方法を試してみたが、残念ながら反映されなかった。
参考:iPad WIFI+3G US版にdocomoのキャリアロゴ画像を表示する

動作環境
iPhone3GS iOS4.0.1
iPhone4 iOS4.0.1
ccp401_1.1-3_wortel.deb
NTTdocomo Carrier bundle 0.9-1

iPhone4をドコモSIMで使ってみたけどSoftBankがいいかな

国内で販売しているiPhoneにはSIMロックが施されており、SoftBankが提供する専用SIMカードでのみ通話やデータ通信が可能になっている。しかしJailBreakするとこれを解除し、違うキャリアのSIMカードでも利用できるようになるのでドコモSIMで使ってみた。


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注意喚起情報
以下に紹介する方法はJailBreakが必要になります。JailBreakされたiPhone/iPad/iPod touchはメーカー保証対象外となるため動作不良や故障に陥ってもサポートを受けることができません。万一の際には保証期間内であっても有償となってしまいます。また、JailBreakはアップル社の施したセキュアな枠組みを無効化することになるため、外部からの侵入によってウィルスに感染し動作が不安定になったり、個人情報等が流出してしまう可能性(危険)を伴うものです。さらに、JailBreakされたiPhone/iPad/iPod touchにAppStore以外で配信されるアップル社が承認していないサードパーティー製のアプリケーションをインストールする行為は、その安全性が保証されておらず悪意のあるプログラムが混入している可能性もあり、未知なる危険を伴うものです。これらのリスクを理解出来ない、または自ら当該リスクに対処することができない場合はJailBreakしないようにしてください。

また、SIMロックを解除して他キャリアで利用する場合、加入プランやAPN設定内容によっては高額のパケット通信代が請求されることがあります。利用後にオンライン明細等でパケット通信代を確認するなど注意が必要です。

JailBreakとその危険性についてはこちらのサイトで詳細に説明されていますので是非確認してください。
をぢの日記【iPhone_JB】Jailbreakによるリスクと問題について

ドコモSIM(FOMAカード)からmicro SIMを作る
iPhone4には通常のSIMカードよりも小さいサイズのmicro SIMが採用されている。ドコモはmicro SIMを採用した端末を取り扱っていないので自作しなければならない。Googleで検索するとハサミで切る方法やSIMカッターなる道具などが出てくる。今回はSIMカッターを試してみた。あっという間。向きに注意して挿入し、パチンと切れるまで押しこむだけ。アダプタもあるので元の端末でも使用可能。


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iPhone4のSIMロックを解除する
JailBreakされたiPhone4/iOS4.0.1にCydiaから”ultrasn0w1.1-1″をインストールする。自作micro SIMカードをiPhone4に挿入。ステータスバーにアンテナが立ち、キャリアロゴ表示エリアに”NTT DOCOMO”が流れればOK。
※”圏外”など認識されない場合は、設定>一般>リセットから「ネットワーク設定をリセット」する。

これで通話は可能になったので、次にデータ通信に必要なAPN(アクセスポイント)設定の情報を準備する。

mopera Uライトプランを申し込みIDとパスワードを取得する
mopera Uはドコモ回線でデータ通信サービスを提供するISP。そのためユーザ毎にアクセスポイント(APN)に接続するためのIDとパスワードが必要になる。ライトプランは月額315円(税込、2010/8/15現在)。ドコモ端末のiモードまたはPCオンラインサービス「My docomo」から申込む。手続きが完了するとSMSでURLが通知されるのでアクセスしてID/PWを確認する。
※「iモード」と「mopera U」を同時に契約していると「ISPセット割引」が自動で適用され各157.5円/月(合計315円/月)が割引されるようだ(2010年8月19日同社ホームページ掲載情報)。
※My docomoのID発行手続きはオンラインでは申込みまでしかできずに初期パスワードの通知が後日郵送される(iモードやドコモショップで即時発行可能かは不明)。

モバイルデータ通信ネットワークを設定する
iPhoneの設定>一般>ネットワークから「モバイルデータ通信ネットワーク」を選択しmopera Uの申し込みサイトで確認したアクセスポイント(例:mopera.net)を”APN”に入力し、moepra Uのユーザ名とパスワードを入力する。

これで完了。あとはWIFIをオフにして、天気アプリ等でインターネットに接続出来ていることを確認する。

感想を少し。自分の利用環境でSoftBankとdocomoを比較すると、それぞれ場所や時間によって500K〜1.5Mまでの幅があり優劣つけるのは難しい。安定性の面ではSoftBankはドコモに比べ(電波が立っていても)パケットが流れてこないことが多い印象を受けたのでドコモに軍配が上がる。もっとも、iPhoneユーザが増えた影響でSoftBankの帯域を圧迫していることが考えられるので、これがドコモなら起きない保証はないわけだが。

気になるのはやはりパケット通信料金。mopera Uの月額315円の他に「パケ・ホーダイ ダブル」を選択していても(ドコモ端末なら上限月額4,410円のところ)上限が月額10,395円となり、SoftBankが提供するデータ定額の倍以上のコスト負担が発生する。これが高いか安いかはそれぞれの判断だが、費用対効果を考えると倍は高いと思う。コスト面では帯域制限のある日本通信が予定しているiPhone4向けmicro SIMも候補になるかもしれないが、通信品質、価格、サービスなどのトータルパッケージで評価し、継続利用している電話番号などの事情も勘案すると今の自分にはSoftBankで使うのが正しい選択だという結論に至っている。
(注1)加入プランやAPN設定内容、ユーザの利用環境によっては上記の上限金額を超える場合があります。
(注2)料金は全て税込の金額で2010/8/15現在同社のホームページに掲載されている金額です。

動作環境
iPhone3GS iOS4.0.1
iPhone4 iOS4.0.1

[UPDATE3]iPhoneにドコモのiモードメールの受信をプッシュ通知する方法

ドコモユーザがiPhoneを評価するときには必ずと言っていいほどiモードメールの非対応が話題になり、iPhoneへの乗換の障害になる人もいます。たしかにiモードメールはiモード.netなど純正ドコモ端末以外でもブラウザやXPERIA向けのサードパーティ製アプリが出てくるなど利用可能な環境は広がってきましたが、それでもiPhoneで利用するにはMobileSafari等のブラウザを利用しなければならず使い勝手はよくありません。では、自分のメインで使用するメールアドレスで受信返信できるとすればどうでしょう?あるいは、iモードメール受信をiPhoneにプッシュ通知できるとしたらどうでしょうか?

私がドコモ端末とiPhoneの2台持ちで、iPhone側がメインなのでどうにかiモードメールをiPhoneでもうまく使えないかなと思いいろいろ試してみました。

(注)ドコモSIM(FOMAカード)でiPhoneを利用する場合はJailBreakのうえSIMロック解除が必要ですが、紹介する以下の方法はJailBreakを伴なうものではありません。

iモード新着を知らせるプッシュ通知
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iモード.netを申込む
iモードまたはMy docomoから申し込むことが可能です(月額210円・税込。初回申込時30日間無料)。この時ワンタイムパスワードが発行されるのでiモードメールを受信できるドコモ端末(スマートフォンは除く)が必要になります。

iPhoneから利用する場合はブラウザを起動し、iモード.netにアクセスします。ドコモの推奨ブラウザがInternet Explorer6〜8のためiPhoneのMobileSafariでは正しく表示、操作できないので「モバイルモード」を利用することになります。docomo IDとワンタイムパスワードでログインし、パスワードを決めます。セキュリティを強化するためにログインの都度ワンタイムパスワードの発行を指定できますが、この方法を指定してしまうと以下で説明するサードパーティ・ベンダーの転送サービスが利用できなくなりますので注意してください。
※料金は2010年8月18日時点の同社ホームページ記載の金額です。

iモード.netのホームページ(モバイルモード)
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受信Inbox
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モバイルモードではあるもののMobileSafariに最適化されているわけではないため文字サイズは小さく、ピンチインして拡大しなければならなかったり、添付した画像を開くことができないなど、いまのところ「ないよりはマシ」程度のもののようです。このような使い勝手の悪いメールの受信確認に都度MobileSafariを起動してIDとパスワードの入力が必要なんて…
※絵文字やデコメは利用できません。

iモードメールの転送サービスに登録する
携帯秘書 モバセク を利用するといろいろなサービスを受けることができます(このサービスはNTTドコモとは関係ないサードパーティ・ベンダーが提供しています)。たとえば、iモードメールで受信すると、ユーザが予め指定したアドレスに転送してくれるばかりでなく、転送先のアドレスから直接返信してもiモードメールのアドレスを差出人にして返信することができるようになります。

つまり、iPhoneでMobileMailでGmailを使っているのであれば、iモードメールをGmail宛に転送できますし、開封したメールにそのまま返信すると相手にはiモードメールのアドレスから返信されたように見えます(実際にドコモ経由で送信される)。新規作成して送信も可能なようです(なんどか試しましたが成功していません^^;出来ました。少しクセがあるので自分が間違っていただけでした)。「iモードメール転送」サービスは現在ベータ版のため無料(ただし広告あり)で提供されていますが、将来の正式版移行時には有料会員(月額315円・税込)への登録が必要となるとのこと。
※料金は2010年8月18日時点の同社ホームページ記載の金額です。
※新規作成メールをiモードメールのアドレスを差出人にして送る方法について同社のサポートに問い合わせたところとても親切に教えてくださいました。

モバセクの転送サービスを設定する
設定は非常にカンタンでした。ログイン後「iモードメール転送(ベータ版)を設定」から「iモード.netの設定」でiモードメールのアドレスと、docomo IDとパスワードを入力します(サードパーティ・ベンダーに情報を渡すことに抵抗がある場合はこのサービス利用はおすすめしません)。次に「メール転送先(パソコン)の設定変更」で転送先のメールアドレス(例:GmailやMobileMe)を設定し、受信確認も可能です。転送設定では転送頻度や受信フィルタを細かく設定できます。

iPhoneにプッシュ通知させる
今、iPhoneで新着メールでプッシュ通知を利用しているのであれば、そのアドレスをモバセクの転送先に設定するだけです(例:一番上の画像はPushMailを利用したアラート表示)。またはi.softbank.jpなどを設定しても良いかもしれません。受信したものにそのまま返信することでiモードメールのアドレスを差出人にして返信が可能ですし、下の画像のようにプッシュ通知で受信を画面にアラート表示してくれます。遊休状態のアドレスの有効活用にもなるかもしれません。

モバセクの転送先にi.softbank.jpを設定しiモードメール受信をプッシュ通知したところ
i-softbank-jp-push

最後に
私はSoftBankを東京デジタルホンの時代から利用していましたが、わけあってドコモに乗換え、その後iPhoneを購入しメインとして使用していますが、モバイルSuica等の電子マネー機能が手放せずドコモ端末との2台持ちが続いています。ドコモ端末は通話やメール機能はほとんど使わない状態ですが、たまにメールを受信することがあってもそのまま放置していたりします。このサービスを使うとそういうウッカリもなくなりそうです。

念のためですが無料版で自動挿入される広告は健全な青少年の育成を促すような内容が多いようですから留意が必要です。[追記]新規作成で送信するメールの場合は「お仕事をはやく元気に 携帯秘書モバセク http://mobaseku.net」という広告が文末に入るだけですから相手方に変な広告が入ることはないようです。

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